名刺サイズキーボードオンリーイベント「meishi展」に出すために作ったキーボード
実用に使うよりは、展示に出すのが目的なので、できる限りの技術を駆使して自作割合を増やすのにこだわった。
回路としては、キー数が少ないので、全部のキーをGPIOにつないだ。
部品は全部スルーホール部品で作った。
まず、PCBはCNCミルで削って作った。
名刺のサイズは決まっていて、このサイズに収めるために、 縦のキーピッチを削って確保した。
片面基板でジャンパ無しで配線すべく回路を工夫した。
キーキャップは、3Dプリンタで作るのを考えたが、 できがイマイチだったので、レーザーカッターでステム部分を作り、 上にキートップを接着してつけた。
素材はMDFだが、ステムはプラスチックの方が強度がそう。
時間がなくてケースは付けないつもりだったが、 とりあえず、一枚の板に、基板に穴をあけた所に大きめの穴をあけたものを用意して、ぴったりはめる事にした。 これは実は最薄のケースとしていいのかもしれない。
ソフトウエアはVUSBベースのQMKファームウエアを作った。 分割はサポートしていなかったので、 i2cを参考に、通信プロトコルを自作した。